貧乏神神社(2)

貧乏神を叩いた後は、隣の銭神様にお詣り。
飯田の旧家から出てきたという銭神様を奉った祠の賽銭箱に、また、百円玉を投げ込む。ハイになっているので、この「金を投げ込む」という行為が楽しくて仕方がない(笑)。

こちらの祠の柱には、

銭が欲しい奴は寄って来い!
もっと欲しい奴も寄って来い!
銭が欲しい欲しい欲しいとひたすら念ぜよ!

と書かれていた。
なまなましいわ〜(笑笑)

次に、おばさんに、受付前に置かれた数十冊分のノートを見せてもらった。基本的に参拝者の住所録なのだが、「母が宝くじ百万大当たり!」「ミニロトで幾ら当てた」「競馬で幾ら当てた」「資格が取れた」「病気が治った」といったお礼参りのカキコミもかなりあるようだった。私もいいことがあったら、また、ここにお礼参りに来なくては!
ラジカセからずっと音楽が流れていた。受付に貼られたポスターを見ると、「平成貧乏神追放音頭」というオリジナル曲らしい。作詞・飯田一郎、作曲・鈴木章照、唄・橘家竹蔵だって。この曲は売り物である。ちなみに、飯田一郎というのは、ご主人のペンネーム。

他、ここで売られていた物件の数々。

貧乏神追放祝詞全文--漢字約3000文字がぎっちり並んで書かれている紙。意味は、「貧乏神様、お供え物をして、きちんと奉って差し上げますから、船に乗って、私の家からどうぞ出ていって下さいませ」ということらしい。これを財布に入れておくと、御利益があるとか。シールもあり。
念願バット--「災渦転福」と墨で書かれた小さなバット。柄の部分に輪がはまっており、よく見ると、後で填めたものではなく、一刀彫りだった。「肩も叩けます」って。
転福味噌--信州味噌トップメーカー・マルマン製。貧乏神が焼き味噌好きだという伝説が由来。
招福マスコット--手作りのカエル、福ろう、猫等。神主夫妻が作ったものではないらしい。
大スズメバチの焼酎漬け--これも、どういうわけだか、縁起ものらしい。2000円。
転福饅頭--表皮を逆転させた?味噌饅頭。

その他いろいろ。ほとんど全て、貧乏神と関係のある(かなり強引な物件もある(笑))品々だった。私は手紙の封緘用に、般若心経シールを買ったが、「HPでこの神社のことを宣伝したい」と言ったら、祝詞カード等をサービスでいただくことができた。

この神社、敷地の入り口に、「やすらぎ地蔵尊」というお地蔵さんがあるので、見に行ってきた。近所の人に頼まれて、古いお地蔵さんをここにお奉りすることになったそうだ

貧乏神シリーズとは直接の関係はない。でも、いい顔してる。雰囲気よし。

うろうろしていたら、次のお客さんが車でやってきた。見ていたら、この人たちも、ゲラゲラ笑いながら、神木を叩いていた。誰でもここに来ると、ハイな気持ちになっちゃうんだろうな。ある意味、癒し系かも。

後で、もらってきたこの神社のチラシを見たら、
神主さんの桜井鉄扇さん(67歳)が
この神社を始めたいきさつが書かれていた。脱サラして事業を始めたが、倒産等でうまくいかず、それなら、つきあいの長い貧乏神を奉った神社を作ってしまおう、ということで、貧乏神神社を始めたそうだ。これが、日本で唯一ということで、テレビで15回も放映され、有名になって、今では、飯田の人気スポットになっているとのこと。

「珍寺」の一種ではあるし、これだけ笑えるスポットなので、行って損はないだろう。そして、このハイな気分が持続すれば、潜在意識の理論から、いいことの二つや三つはあってもおかしくないと思った。パンフにも、「貧乏はお金ではない!心の問題です」「心の貧乏とストレス解消!!」と書かれているし。

●貧乏神神社
長野県飯田市大瀬木2728-1、0265-25-3301、090-4830-5968
場所はガススタや飯田ICの料金所できけば、だいたい教えてもらえるらしい。沢城湖方面が目安。

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