湯島天神の菊人形

2002年11/1〜23に開催された湯島天神の菊人形展に行ってきた。

ここの菊人形展は、「菊人形」というより、菊の品評会がメインだった。

↑いわゆる「厚物」の菊。

左が「厚咲き」、右が「厚走り」なのだが、素人にはほとんど区別不能。

厚咲き--花の中心に向かって周辺から花弁が鱗状に整然と組み上がって球形に咲く菊の代表的な花形である。

厚走り--周辺の花弁が直線上に伸びて放射的に並びその上に球形に組上がって咲く菊の王者とも言うべき豪華な品種である。

「管物」(管咲き)

中心に茶筅状、盃状の花芯とそれを囲んで段々上の抱え弁、更に外側に長大な走り弁とで構成される優雅な花型で弁が管状になっているためこの名で呼ばれる。弁の太さによって太、間、細、針と分類される。

「一文字」

とても菊の花とは思えない変な形。

「だるま」(左)と「福助」(右)。

寸詰まりの胴体に、大きな花がついている。

福助の説明板には「場所がない、暇がないという方のために是非勧めたい最も手軽な菊作り」と書かれていた。

寸詰まりの朝顔の花を咲かせるのと似たような原理かな?(朝顔の場合は、日照時間の急激な変化で花芽を形成させる方法。)

「三色咲き」。

接ぎ木する方法で、一本の茎に3色の花が咲いている。

写真では見にくいが、奧の菊は、「五色咲き」。

盆栽の品評会も行われていた。

懸崖作りもあちこちにたくさんあった。

ちなみに、この、よくある形の懸崖は、蓑亀型というそうだ。

懸崖作り--咲き薫る野菊が断崖の上から垂れ下がっている様を連想してこう呼ばれる。長さが180センチ以下を中懸崖、それ以上を大懸崖と区別する。全体にむらがなく、一斉に開花する事が要求される。

太鼓橋、鶴、孔雀等の造形菊

見事だ。

さて、肝心の菊人形は5体(利家、秀吉、佐々成政、まつ、おね)のみ。

左の写真を見てもわかるとおり、菊の花はまばら。

やる気あるのかねぇ(ノД`)

菊の他にも、湯島天神は、軒上の彫刻が見事だった。一見の価値あり。