ユートピア加賀の郷(2)

加賀三十三間堂。

ここも残念ながら、撮影禁止。

「お釈迦様の誕生から涅槃までを8つの事相に分けて表示」しているというスペースは圧巻だった。巨大な空間に、タージマハル、羊、パゴダ、ラクダ等のジオラマが並び(遠近法を考え、遠くの物は小さく、近くの物は大きく作ってある)、奧に釈迦の一生が極彩色の大模型で作られていた。「全長40メートル将に世界最大のスクリーンが展開して、シンセサイザーによる荘重な音楽と、きらめく光彩の饗宴による「観音浄土」が出現します」と看板に書かれていたが、電力節約のためか、休止中だった。

三十三間堂のもう一つの部屋は、金色の千手観音像が1000体も奉られていた。規模はでかいがこっちはただそれだけ。

(ノД`)物件の数々・・・。

梵字を書いた黄金の輪がたくさん、敷地の片隅に寄せられていた。

これって何?御利益があるの?金色がくすんできてるんだけどー。

「珍日本紀行」を見たら、以前はちゃんと並べられていたものが、この場所に追いやられたらしい。

金色だったと思われる天女のレリーフ

剥げてる〜。

加賀の郷全てに言えることだが、造形に個性あるコンセプトが感じられない。だから、こんなふうに金箔が剥げると、ひたすら、みすぼらしい。

三鈷の松

松葉が三本ある珍しい種類の松らしいが、看板と柵を残して切り倒されていた。枯れちゃったのね。

「仏金砂」と書いてあるので、中を覗いてみたら、ダンボールの上に空の器が置いてあった。これって何?

!廃墟!

奧の方には瓦礫の山が・・・いったいここに何があったのだろう?

観光客用のトイレは、「ただ今工事中につきこのトイレは使用できません」→工事なんてやってなかった。客減少による費用節減のため、使用停止にしたものと思われる。

←で、「イレ・トイレ・トイレ・トイレ・・・・・トイ」と書かれた床に貼られたテープに沿って歩いていくと、現在使用可能のトイレにたどりつく。って、これって職員用のトイレじゃん(哀)。

金色堂、瑠璃光殿

高さ17mの五重塔があったり、五百羅漢があって、清水が流れ、光と音のショーをやっていたらしいが、「改装中につき」閉館していた。改装じゃなくて、経費節減だろうが!(涙)

バブルの残骸で、哀しい施設だった。ひぇ〜ん。

●観音院加賀寺
石川県加賀寺作見町観音山1-3、0761-72-6682
平日10〜17時、土日祝日9〜18時(冬期9〜17時)、無休

【参考書籍】
「廃墟本2」(中田薫+中筋純、ミリオン出版)
このような施設ができた由来についての記述あり。ちなみに、この本の取材者が侵入した遊園地は既に取り壊されたという話。

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