御巣鷹の尾根・慰霊登山
(2)

昇魂の碑の前は広場になっていて、5〜6名のハイカーがいた。遺族の方ではないようだ。

碑の脇に「鎮魂の鈴」というお札にメッセージを書いて吊す場所があったので、私もやってきた。「安らかにお眠り下さい」って・・・月並みだけど、他にどう書けばいいんだよ。。。

鎮魂の碑からさらに登った。

遭難者遺品埋設の場所。合掌。
遺族の方が犠牲者に物品をお供えする小屋があり、中に写真や、寄せ書き、千羽鶴、「結婚しました」葉書などがあり、涙無しでは見られなかった。
坂本九さんも、この事故で亡くなられたんです・・・。

ただ、見物しているだけの私。

お花くらい持ってくればよかった。

この小屋からさらに上にも墓標の列は続いていた。このあたり、20年近くたった今でも焼けこげた切り株等が残っていて、当時の惨状を伺わせた。

道が不明瞭だったが、とりあえず、尾根のピーク部分に四つんばいになって登った。そこで、30代くらいの男性二人組と会った。彼らは、日航機墜落について調べているうちに、どうしても現地調査せざるをえない気分になり、お供え物等持参でここまで登ってきたという。ホントに、私もお供え物を持ってくればよかったな・・・。

彼らも、御巣鷹の尾根について、HPへの掲載を考えているが、遺族の方の気持ちを逆撫でしないようなページにするにはどうしたらいいか、悩んでいるそうだ。こういう話って難しいよね。。。

彼らと別れて昇魂の碑まで戻ることにした。足場が悪いので、近くの棒杭をつかんだら、これって、墓標の朽ちたやつだ・・・。すみません。あれから20年近くたち、未だに遺族が頻繁に御参りしている墓標がある一方で、放置されて朽ちてしまっているものもあり、時代の流れを感じさせた。

私的な感情だが、私のような無関係な人間にできるのは、御巣鷹の尾根に御参りして、この事件や彼らのことを思い出すことぐらいではないのだろうか・・・。

下りは40分。14時35分に登山道入口に戻ってきた。雨が降らなくてよかった。

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