蜂天国(3)

壁に貼られた新聞記事(00年4月7日付)に、蜂天国が作られたいきさつが書かれていた。ここの館長である塩沢義国氏(取材当時62歳)は、生コンクリートの会社の社長で、公害系の企業なので、人の役に立とうと思い、子供の頃から好きだったハチの巣の博物館を作ることにした。93年(平成5年)に、スズメバチの巣を無料で撤去するサービスを始め、その巣を利用して作品を作成し始めた、とのことだ。

これが平成6年完成の記念すべき第一号作品。

←塩沢氏。

蜂にたかられまくっている。

蜂は変なことをしなければ刺さないというけれど、・・・見ていて怖い(^_^;)

また、売店に戻ると、おばさんがアカシアのハチミツドリンクにプロポリスを入れたものをサービスして下さった。

他のお客さんがいないので、また、質問。「塩沢氏の作品作りに参加されたことはありますか?」ときいたら、残念ながら、無いとの返事。でも実情はご存じとのことで、お話をきかせていただくことができた。

作品作りは防護服(ゴムの厚みがある服+カッパ)を着てやるそうだが、手を抜くとハチに刺されてしまうそうだ。たとえば、暑いから手袋を二重じゃなくて、一重に装着していた、とか、重いテレビカメラをかついで、服が体に密着→蜂の針が貫通しないだけの十分な厚みが取れなかった、等。ハチに刺されてもたいていの人は、局所が腫れるだけですんでしまう。刺された時は、毒の吸い出しが有効だが、アレルギー性のショックを起こしたさいは、すぐに救急車を呼んで下さい・・・等。団体さんがやってくるまで、いろいろな話がきけた。面白かった。

ちなみに、売店では蜂のぬいぐるみから、こんなものまで幅広く売っていた。

11時半に博物館の隣にあるレストラン山水に入った。

お目当ては、1300円の蜂の子飯。ご飯の上に、地蜂(クロスズメバチ)の幼虫、さなぎ、成虫が入っていてちょっと臭みがあるが旨かった。

パーツ別画像。

左から成虫、幼虫、サナギ。

残念だったのは、幼虫独特の食感が無かったこと。以前、奧矢作湖のある店で蜂料理を食べた時は、幼虫を噛みつぶすと口の中ではじけて、濃厚な汁が流れ出る感触が味わえたのに、ここの幼虫はただフニャフニャしているだけなのだ。調理法が違うのかな?

●蜂天国
長野県小県郡東部町加沢435-1、0268-63-3888
9〜17時(11〜3月)、9〜18時(4〜10月)、12/31〜1/2休、500円
公式サイト

●食事処・山水
長野県小県郡東部町加沢435-1、0268-63-1888
11〜14時、17〜22時、火休

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