虹の泉(1)

虹の泉は、陶芸作家の東(あずま)健次氏が1979年(1978年?パンフと小屋に貼ってあった年号が異なるのだが?)から25年間陶芸作品を作り続けている現場である。

国道から敷地内に陶器の柱が林立し、コンクリの壁の向こう側に作品の並んでいるのが見えた。

入口脇に「虹の泉」と書かれた竹の筒があったので、入場料の500円を入れると、係の女性が「入場料お願いします」って・・・竹の筒は募金箱だったらしい(^_^;)

この方とお話したら、東氏の奥さんだ、とのこと。随分若い奥さんだ。しかも、赤ちゃん連れてる。

私が、友人からの伝聞でこの施設のことを知り、わざわざ東京からバイクで見に来た、ということで、奥さんは非常に喜んで下さった。東氏の半生記である「陶芸空間 虹の泉」という同人誌スタイルの冊子(1000円)を「興味があります」ということで購入したら、「ぜひ、うちの主人と話してみて下さい」とのこと。で、そのご主人(東氏)は、足場を組んだ高い壁の前で作品制作中。邪魔しちゃっていいのか?芸術家だし、気むずかしい人で怒られたら怖いな。
でも、奥さんに紹介され、会ってみると、東氏は仕事を邪魔されたのを気にするふうもなく、にこにこしていた。「今、お忙しいんでしょ?」「まあね。今日何時頃までいられますか?」「もう一軒回りたいところがあるので、夕方までずっと居るのは無理です」と話したら、東氏は、仕事の手を休めて、私にいろいろ説明して下さった。

以下、私が撮影した画像を交えながら、東氏の説明について記載。

○この施設は、地元でもあまり知られていない。東京の方ではさらに知られていないだろう。自分の作品を多くの人々に見てもらいたいので、宣伝していただけると助かる。

今まで25年間、ここで作品を作り続けてきた。自分はこれしかできることがないので、続けられたようなものだ。→とはいっても、25年間、一つのコンセプトで飽きずに続けられるのはすごいことだと思う。自分の家の敷地を、オブジェでデコレーションしまくる尊敬すべき人物は今まで何人も見てきたけれど、質といい量といい、この方はまぎれもなく「一流」だ。

現在、ここの入場料金だけで生活し、作品の制作に必要な材料も全てそれでまかなっている。
(入場料500円+希望者は4000円で自分の作品(タイル)を作り、イリスの壁と呼ばれる一角に展示してもらうことができる。)

これがイリスの壁。

タイルを何枚も使った大作もある。見ていて楽しい。

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