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水子地蔵のある寺は日本各地にあるが、ここは地蔵の数が半端ではない。お寺は行き止まりの道路の谷間にあるのだが、道路両側の山が数千体の水子地蔵の団地状態である。 |
どっちを向いても、地蔵地蔵地蔵地蔵・・・・・ |
後ろ姿もまた迫力。 |
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宗教施設にこんなコメントは失礼かな?とも思ったが、「小鹿野観光八景」の看板があったので、寺側も納得ずくのようだ。 お地蔵さんには富山、大阪、京都等の文字があり、この寺が全国的に有名なことを示していた。 |
本堂に降りてきたら、管理人のおばさんが窓拭きしていた。挨拶したら、「本堂にもお参りしていって下さいね」って。「私は水子いないんですが、いいんですか?」と訊いたら、祖母や母親等、親族に水子がいる可能性があるから、お参りしていってもかまわない、とのこと。 |
ということで、本堂前でお線香をあげ、靴を脱いで本堂に上がり、またお線香でお参り。本堂内にも大量の子供の玩具が奉納されていた。おばさんが「お茶飲んでって下さいね」というので、「これも何かの縁ですね」と言いながら、おばさんとお話。彼女の話によると、開祖の橋本徹馬氏が四国巡礼をしていて、水子寺の必要性を感じ、小鹿野の有力者の協力で共有地を提供してもらい、1971年に地蔵寺を創建したそうだ。現在は宗教団体が来ることに住民が反発することが多いが、当時は問題なかったらしい。1980年頃は寺創建時の定連さんが集まって賑やかだったそうだが、90年に橋本氏が亡くなり、現在では落ち着いた感じになっているという。現在の住職さんはふだんは東京にいるので、こちらには常駐していないそうだ。現在も四国の方に巡礼に行っている、とのこと。「すごい数の水子地蔵ですね」と言ったら、全国5本の指に入るのではないか、とのことだった。
受付に置いてあったチラシには水子供養の大切さが書かれていた。特に「水子地蔵霊験集」は一見の価値ありだった。
「ここに政治家も教育家も医学者も知らねばならぬ重大事実がある」「肉体なき水子がものを言う」「中絶された時の驚きと悲しみ」「こら鬼婆!と母親を罵る中学生」「あんたは一生許さないと言う」「中絶胎児のたたりの恐ろしさ」「下半身不随の足が立った話」「腰痛で寝たきりの病人が治った」「娘さんの狂乱が救われるまで」「乳ガンで死ぬ時に水子が目の前で」「盲目の子の眼が治った話」「中学生の失明が治った」等、タイトルだけでもお腹一杯な状態。すなわち、水子を供養せずに放置すると、ガンになったり、失明したり、気が狂ったり、テンカンになったり、登校拒否、結婚拒否に至るそうである。怖いですね(ノД`)
子供を気楽におろす現代の風潮はよくない!という主張には私も賛成である。
このお寺では、子供の日や七夕には鯉のぼりや七夕飾りが並び、お盆の時期にはそれぞれのお地蔵さんに灯明をともすそうだ。機会があったら、その時期にも参拝してみようっと。
●紫雲山 地蔵寺
埼玉県秩父郡小鹿野町字飯田2174、0494-75-1635