酒蔵たいが

03年暮れか、04年春先につぶれてしまった生駒高原の「日本一怪しい公園」のご主人・城たいが氏の店が、04年10月初旬に京都の二年坂(二寧坂)にオープンした、という話を聞いたので、見に行くことにした。

お地蔵さんの小路は、入口に城たいが氏のデザインした笑う地蔵が置かれていたのですぐにわかった。

店舗入口は奥まったところにあり、そこに行く途中、「七転び八起きが人生だ」「不完全な周囲に感謝」等の標語プレートを持ったお地蔵さんがたくさん並べられ、壁には城たいが氏の書いた色紙プレートが貼られていた。

大きな水車ピアノが設置されていたが、演奏は「12時から3分間」なのでまだかなり時間がある。

そこで、先に店内を見ることにした。

建物内にはいくつかの売り場があった。ある売り場でお地蔵さんの土産物の写真を撮っていたら、係の人に「売り物は撮影禁止です」と言われてしまった。失礼しました(^_^;) で、ここで売られているのは城たいが氏の作品ではないらしい。彼の作品はどこで?と思って探したら、色紙、カレンダー、城たいがブランドの焼酎等が売られている一角があり、入口で城たいが氏ご本人が自作の冊子にサインしていた。

私は数年前に一度行ったきりだから、顔覚えられている筈がないので、「はじめまして」と挨拶して、城たいが氏に話しかけてみた。「このお店みたいなのもいいけれど、また、木登りする豚等、動くオブジェの公園を作って欲しいです」と言ったら、「埼玉への進出を検討中」とのこと。マジ(^_^)?でも、「できれば六本木に進出したい」って。その方がお客さんがたくさん来るからいいんだろうけれど、個人的には、だだっ広い敷地に、手作り臭バリバリの遊べるオブジェを並べておいていただけると嬉しいんですが。以前、城たいが氏は千葉方面の土地購入(アリスワンダーガーデン跡地)を検討したが、料金の点で折り合いがつかず、断念した、という話が某サイトに書かれていた。今度は成功するといいですね。
「移転がうまくいったら、個人で作っているHPに掲載されるんですよね?」と訊いたら、城たいが氏は何のことやらわからない様子。
このサイトのことです、と言葉で説明したら、
「あのサイトまだ残ってるんですか〜」「最近ネットやってないんですよ」って。あちゃ〜。ということは、関東に進出しても気をつけていないと情報見落とすな。厄介(ノД`)

城たいが氏の絵葉書を6枚(豚のブースケネタばかり!)と、彼の冊子「天使の視点」サイン入り(1050円)を購入した。先日、お店の人からいただいたメールにはこの他に「空活力」「人生の秘訣」の二冊があるらしいが、売り切れてしまったのかなかった。

「天使の視点」には城たいが氏の人生観が書かれていた。「人間は高次元からこの世界に派遣されてきた天使のような存在なのだが、汚いものにまみれているうちに、本来の使命を忘れてしまって悪に走る者が後をたたない。しかし、本来その本質は愛と善である」という、宗教にありがちな世界観である。私はこういうものを信じているわけではないが、他人に価値観押しつけたりするわけでなし、ほのぼの系でいいんじゃないのかな、と。
この本には、悪意をもって取材に来るマスコミとのやりとりや、公園移転の経緯(一代目の公園が人の入りが悪かったので、現在地に移転した、って・・・公園が二回移転したときいていたのだが、実際は一回だけだったのか?)等が載っていて興味深かった。

しかし、ヤバい記述を発見してしまった。「バイク専門誌にこの公園の記事が載っていた。好意的な記事なので問題ないのだが、掲載前に一言断って欲しかった」って・・・これって私のことじゃん(^_^;) 酒蔵たいがをHPに掲載する時は、城たいが氏に手紙出さないとね〜。

この店の二階は城たいが氏のギャラリーになっており、城たいが氏の色紙と、「流れ星に乗ってやってきたホタルちゃんドンマイ君」というメルヘンな絵物語が展示されていた。城たいが氏に許可をとって撮影しまくった。

後者は、城たいが氏の色紙に書かれていた「この世は仮想の体験の舞台 怒ることは何もない」という価値観がよく出ている作品だった。これをそのままHPに載せるのはまずいのだろうな。近々、詩画集を出されるそうなので、この童話が掲載される可能性もあるし。

→ということで、展示作品を見たい方は現地に行って観賞して下さい。

12時になり、屋外で水車ピアノの演奏が始まった。

水車に水を流すと、中央のドラムが回転し、鉄琴をハンマーがポロポロと叩く。でも、このしょぼい音は何なの?脇の説明を見たら、近所迷惑になるため、音量を落としています、という旨が書かれていた。気配りはいいけど、音小さすぎ。祇園小唄が演奏されているらしいが、最後までメロディーがわからなかった。聴いていた客の中には途中で中座する人も多数。これじゃあねぇ。

だから、城たいが氏の関東進出のさいは、音がうるさくても苦情の出ないような場所を選んでやっていただきたいのですよ(^_^;)

●酒蔵たいが
京都市東山区高台寺桝屋町 『お地蔵さんの小路』内(清水寺近くの二年坂(二寧坂)沿い)
075-541-1117
10〜18時、無休

城たいが氏の書籍を扱っているサイトを教えて頂きました。入手後希望の方は、どうぞ。

★城たいが心の詩画書記念美術館が05年4月28日に川越にオープンしたそうです。場所は、川越市元町1-15、無料。→参照サイト

【関連】
日本一怪しい公園その跡地
みやまどり苑
城たいがの店(川越)