飯高洞窟美術館(5)

うろうろしていたら、館長さんが「こっちにおいで。いいもの見せてあげる」と、私を洞窟のもう一つの入口に連れて行って下さった。

こちらは倉庫として使われていた。

館長さんは私にごわごわになった壺を見せた。「鍾乳洞の水が垂れるところに2年間置いておいたらこんなになった」と館長さん。壺の表面で鍾乳石が成長したってことか。こりゃすごいわ(゜Д゜)

館長さんに「来春は新館もできるし、将来が楽しみですね」と言ったら、「死ぬまでやりたいことをやりまくりますよ!」

頑張れ!

館長さんが立ち去った後、倉庫内を一人で見学した。

「日本コーナー」と書かれた看板などが残り、壁際には仏像の首などがたくさんあった。昔、トンネルが通り抜けられた頃、ここも展示場だったのだろう。その奧の真っ暗な部屋はカルシウムなどを多く含む水がわき出す鍾乳洞だと思われる。


プレハブの建物に戻ったら、お客さんがたくさんおり、おばさんが持ち帰り用の塩と水を準備して待っていた。館長さんがポットのお湯をガラス容器に入れて持ってきた。「見てごらん。水温が下がると溶けきれなくなったカルシウムなどが出てくるから」→本当だ。飽和限度ぎりぎりまでミネラルが溶けているのがわかった。

館長さんはお水の効能について客に宣伝していた。元気な館長さんに同意したいのはやまやまだが、薬剤師の立場から言わせて頂くと、その口上は薬事法上ちょっとまずいかも。この水で昆布茶を入れると旨いのは認めるが。

もここで作っているそう。「岩塩ですか?」ときいたら、インドネシア(フィリピンだっけ?)の綺麗な海水を持ってきて、入浜式(塩田方式)で製造しているそうだ。隣の席の客は普通の塩より旨いと言っていたが、私にはよくわからなかった。

水と塩はこの売店で販売しているが、水は通販でも入手可能だそうだ。ここで買うより少し割高らしい。

飯高洞窟美術館は、ほのかにB級の香りのただよう施設だった。館長さんも頑張っていることだし、今後の発展が楽しみである(^_^)

●飯高洞窟美術館
三重県松坂市飯高町森2271、ホテル・スメールの近く、R166に「いやしの里」の看板あり
0598-45-0120
10〜16時、パンフには水休と書かれているが、現地では定休日表示は消されていた。800円

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