岩井袋の洞窟陣地

洞窟陣地の点在する勝山港から岬を挟んで反対側の岩井袋(地図)に行ってみた。こちらには「第18突撃隊「震洋」岩井袋本部基地」があったそうだ。

岩井袋バス停近くの空き地を見たら、崖に穴3個発見!
コンクリ(何かの土台跡に見える)の右側に一つ、左に二つ穴があった。
右の穴は厳重に(鉄柵が五重!)封鎖されており、けっこう深そうだった。

真ん中の穴は深さ10メートルくらい。住民が物置として使っていた。

左の穴は半分藪に埋もれ、フェンスで蓋をされていたので覗かず。

穴の集団から二車線道路を少し登ったところ。

赤矢印が3つの穴があった場所。地元の年配男性の話では、赤矢印からバイクの位置の間にさらにいくつか穴があるらしい。(藪に埋もれていたり、私有地の中だったりするので探索困難)。

上の画像から右手を見ると、こちらにも大きな穴があった。深さは20mくらいあり、奧の方は光が届かなかった。

立派な二車線道路は、切り通しやトンネルを通って海岸に抜けている。この道路、軍道かと思ったら、トンネルが平成元年竣工なので違うようだ。

地元の人に確認したら、この界隈には洞窟を掘った土を積み上げた山があったのだが、平成元年にその山などを切り崩して海辺に通じる道が切り開かれたのだそうだ。

こんな工事が行われたので、当時と地形も変わっているらしい。

海岸沿いを探したが、こちらには人工的な穴は見あたらなかった。昔は穴があったのだが、埋められてしまった、とのこと。

地元の年配男性の話追加
○当時、ここには震洋部隊が駐屯していた。穴は本当はもっとたくさんあった。勝山集落に抜ける寸前まで掘り抜かれた穴などもあったが、ほとんどが埋められてしまった。
○深さ20mの穴のあたりに震洋が保管されていた。当時はここからトロッコのレールを敷き、山越えで海まで震洋を運んでいたようだ。→(荒川の意見)震洋の重量は1.4トン。けっこう高低差があるので、「山越え」していたら大変な労力だったと思う。本当に山越えで震洋を運搬していたんだろうか?

私の見たサイトには、向こう側に貫通している洞窟陣地の画像が掲載されていた。調べ方が不十分なみたいなようなので、また調査に行かないと・・・(ノД`)