喜宝院蒐集館(4)

二つ目の部屋「染織館」は染め物をメインに展示されていた。

眺めていたら、館長さんが女性客二人を連れて、染織館に入ってきた。女性だから、この部屋の展示解説をします、ということのようだ。私も一緒に館長さんのお話を聞くことにした。以下、館長さんのお話。

琉球伝統のミンサー帯。木綿で織って藍で染めた帯である。

白い部分が五つと四つのミンサーは五四(いつよ)のミンサーと呼ばれ、いつまでも一緒に居られますように、という意味があるそうだ。通い婚時代に、女性が婚約承諾の印として男性に贈ったそうだ。

帯の縁の模様はムカデを表しており、足繁く通って下さい、という意味があるとのこと。

ちなみに、九つ八つの文様のものがあり、これは結婚を示すとのこと。くくるとはまる、という言葉を表しているそうだ。

紅花で染めた花染手ぬぐいは、昔は女性が月経血で染め、男性に送ったものだそうだ。その後、紅花で染めるようになったそう。夫や彼氏を守る、という意味があるということで、プロポーズに使われた。

男性はこれに対して首飾りを女性に返したそうだ。

このあたり、私にはほとんど予備知識がなかったので、解説して下さって、非常にありがたかった(^_^)

三つ目の部屋は「民具館」

民家で使われた家財道具、農耕に関する道具、漁業に関する道具などが展示されていた。

ゆりかご、水くみ容器など。与那国民俗資料館にも同じようなものがあった。

ということで、喜宝院蒐集館は、予想どおり、とてもためになる博物館だった(^_^)

私の興味は「藁算」「戦争、戦後史ネタ」なのだが、他の分野に興味をお持ちの方は、館長さんに説明をお願いしてみるといいかもしれない。

●喜宝院蒐集館
沖縄県八重山郡竹富町竹富108、0980−85−2202
9〜17時、基本的には無休だが、種子取り祭、台風の時などは休み、300円

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