南風原陸軍病院壕(2)

文化センターに戻ってきたのは4時半頃。

センターが5時ではなくて6時で閉館だったので、展示をじっくり見ることにした。

陸軍壕から掘り出された点滴瓶、絵の具容器、食器と急須、防毒マスク、石油ランプ、歯ブラシ、はさみ、ヘアピン、防毒面、地雷など。

時計と眼鏡はここで人が亡くなっているということだ(合掌)。

炭化した毛布は米軍の攻撃のためである。よく見たら毛布は陸軍病院壕ではなく、喜屋武岬界隈?の他の壕から発見されたもののようだ。
暗い通路の中に、壕の内部の状況が再現してあった。

この他、以下のような展示があった。
○直撃された14号壕。ひめゆり部隊の生き残りの方の生き地獄証言のパネル展示。
○黄金森の地形模型。これらを見ていると、やはり、山全体に戦争史跡(慰霊碑、小径を含む)が点在している。
○南風原の全村陣地化の状況。ちなみに、沖縄戦で村民の4割が死亡した。

この他、この展示室には、戦前の海外移民のコーナーがあった。

この展示、無料なのに見応えがあった。壕の見学も安価。お役所がやる気になれば、これだけのことができるという見本である。

●南風原文化センター
沖縄県島尻郡南風原町兼城716番地(地図)、098-889-7173
10〜18時、水休、祝祭日の翌日休、12/28〜1/3休
壕(地図)の見学は要予約、大人300円

【関連】
★アブチラガマ(糸数壕)
★ひめゆりの塔

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