穴守稲荷神社(4)

羽田空港に取り残されていた大鳥居は現在、多摩川河口付近・弁天橋を渡ったところにある(地図)。

この鳥居、住民の方々に愛されているようで、周囲は「平和大鳥居の楽園」公園として整備されていた。「二度と戦争のない国」「世界平和への希求」「羽田ボランティア推進の会」と書かれていた。敗戦で移転を余儀なくされた神社と鳥居。犠牲になった住民たち。

かつてオカルトネタで有名だった「呪われた」鳥居は現在、平和のシンボルだと認識されていた。

鳥居の由来の書かれた石碑の前には、現在の鳥居の写真が貼られた箱が置かれていた。箱の上面には募金をユニセフに寄付したことが記されていた。

横の掲示板には、移転前の鳥居、戦前の穴守稲荷等の写真が貼られていた。強制退去命令の出た9月21日は「羽田平和の記念日」だそうだ。追い出された住民の望郷の想いがつづられていた。

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