ふぁーめん(閉店)

先日、山梨の「桃園」という店「ロボットラーメン」を食べに行った。ご主人が手作りの機械にラーメンを作らせていた。これとは違い、産業用ロボットにラーメンを作らせているお店が名古屋の「ふぁーめん」。2009年7月に開店したばかりなのに、2010年1月5日で閉店だというので、慌てて食べに行くことにした。

【1月3日】

ふぁーめんは大須のビル2階。午後5時半頃到着。

店舗はエスカレーターで上がってすぐの場所にあったのだが、見落として館内をうろうろ。それは、ふぁーめんが閉店していたからだった!スープ売り切れの貼り紙がしてあった。店内に残っていた店員さんに訊いたら、前日(1/2)は午後6時、この日は午後4時に売り切れてしまったとのこと。明日はもっと早く行こうっと。

【1月4日】

12時に着いたら、1階に看板が出ていた。今日は開いてるな♪
店外に行列ができていた。自分の名前を店の前の順番待ちの紙に書き、モニターで流されている映像を鑑賞。

自動車部品工場でこんな仕事をしていた二台の工作機械が、ラーメン屋に転業した話が、コミカルなタッチで描かれていた。店の名前の由来は「Factory Automation」→「FAー麺」とのこと。株式会社アイセイが、自社の技術の宣伝のために出店したようだ。

客の少ない時間帯は、包丁を振り回したりする余興も見られるようだ。

この日は、混雑していたので、余興は見られず。残念。

店内からはロボットのしゃべる音声が聞こえていた。

30分ほど待って入店。

メニューは「ふぁーめん」「ねぎふぁーめん」「チャーふぁーめん」「ねぎチャーふぁーめん」と人の作る餃子だけ。桃園に比べると、随分少ないな〜。

「ロボットの作るメニュー」(ラーメンは全てこちら)から「ふぁーめん(700円)」「麺の固さ カタ」を選んだ。

店員さんに告げると、すぐにロボットが動き始めた。

「へぇ兄貴」「こんな時こそやるっきゃないすね」「流線型を描くこの湯切りどうだ」「へぇ最高」「見てくれ俺の真骨頂」「ネギ行きま〜す」「チャーシュー行きま〜す」「5番テーブルネギチャーシュー一丁上がりバリカタ」などとしゃべりながら、2分もかからないうちにラーメンが出てきた(動画はこちら)。

え!これって私のラーメン!早っ!
たしかに早いが、無駄に早いという感じ。人が食べる時間が律速になっているので、客が効率よく回転するわけではない。おまけに、私みたいなのがカメラ構えて次は動画撮影だ〜などとラーメン食べ終わった後も頑張るので、さらに回転が悪くなる。

ここで使われていた機械とコントロールパネルの画像。この機種、FANUCの公式サイトにも掲載されている。価格は幾らくらいなのだろう?メンテナンスに幾らかかるのだろうか?

機械のメンテナンスを考えると、人を使った方がコストパフォーマンスはいいのではないかと感じた。

昨年7月に出店して、1月にもう閉店。閉店駆け込み需要で、この日は混雑していただけで、いつもはもっとすいていたのかもしれない。ここは大須の一等地。場所代や機械のメンテナンスに金がかかる→採算が取れないのでさっさと撤退ということだろうか?

理由は何であれ、産業用ロボットにこんなことさせているのは日本でここだけなので、閉店は残念だ。

●ふぁーめん(閉店)
愛知県名古屋市中区大須3-14-43 第2アメ横ビル2F、052-253-6532
11:30〜15:30、17:00〜20:00
定休日 火・水曜日(祝日は営業)
公式サイトアイセイの公式サイト内)